• コラム
  • 2018.03.19

感動?感涙?の卒業式
卒業式の思い出に関するアンケートより


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感動?感涙?の卒業式

今年の冬は寒さが一段と厳しかったせいか、今日の別れの日の春の日ざしが、柔らかく優しく感じられます。卒業生の皆さん。本日はご卒業おめでとうございます!
在校生代表のふーまんです。
今回はみんなの卒業式について思い出してもらった色々を発表するよ。

 あれ?感動って知ってる?

みんな卒業式は感動したの…かな?
『泣きすぎて目がハレて写真写りがひどかった』とか『仲良いクラスメートと明日から離ればなれ』で不満などの、感動系の不満はどちらかと言うと稀だったよ~。
どうしてそうなった?ではみんなの代表的な不満をみてみよう!

 来賓の方々の祝辞が長い

☆特に関わりのなかった来賓の方の祝辞は長いし要らない。それなら、部活とかでお世話になった教師からの話がいい。
ふーまん(以下ふ):うん…すごくわかる。けれども、大人の事情ってもんがあるんだよ。

 感動させようという演出

☆なんでもないプログラムに演出で無理やり感動させようとする姿勢に、寧ろ冷めていました。
ふ:だって感動の卒業式だもの。しかたないじゃないかぁ。

 体育館が寒かった

☆体育館が寒い。寒くて話も何も入ってこないから感動も涙もなかった。
ふ:開催の場所も問題有りだったか!

 卒業証書授与式が長い

☆大規模なのに1人ずつの卒業証書授与式で最後の方の拍手はもうダレ気味でしたね。
ふ:ですよねぇ、集中力も切れますよね…。

 事前練習しすぎて感動が薄れた

☆自分たちの卒業なのに練習しすぎて当日感動しない。
ふ:間際になると卒業式の練習だけの日、あったねぇ。

 その他

☆第2ボタンを付け替えている先輩をみたこと。
ふ:それ見ちゃいけない場面ナンバーワンw

☆うちの親、姉の卒業式には会社休んで出席したくせに私の卒業式には来なかった。
ふ:しっかり者でなんの心配もない!安心して会社に行けたんだよ…きっと。

☆涙もろいのに、下級生が歌い始めたらもうダメだった。一人だけ大泣き。
ふ:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!感動系不満!

感動系の不満が少ない意味がわかったよ。
確かにふーまんも感動して涙ジャバジャバにはならなかった!
早くおじさんの話終わらないかな~って思っていた!

  みんなそれぞれ選んだ道へ進むんだね

記憶に残っている卒業式について聞いてみたよ!
この結果は納得!幼稚園・小学校の卒業式は、みんなご近所さんが多いだろうから小学校・中学校へは同じところが多いと思うんだ。でも、中学校・高校からは自分で選んだ学校へ、選んだ道へ進むから離ればなれになってしまう。いつも一緒にバカやっていたアイツとも今日でお別れなんだ…。
ってことで、中学校・高校を選んだみんなの卒業式の思い出をどーぞっ!

☆人気のある先輩の学ランのボタンをもらいに行ったら、既に全部なくて、ハンカチをもらったこと。
ふ:普段使えるものをもらえたなんて、ボタンよりイイよ!いつでも一緒♡

☆卒業式の日、学校の花壇に沈丁花が咲いていたので今で沈丁花の香りがすると卒業式を思い出します。
ふ:「におい」から記憶が呼び覚まされる「プルースト現象」沈丁花の香りでいつでも卒業式にタイムスリップできちゃうなんてしゅてき!

☆私は泣かないと思っていたのにあおげばとおとしを歌っていたら自然に涙が出た。
高校生活が楽しかったからこれで最後だと改めて寂しく感じたのだと思う。
ふ:とっても良い友達と高校生活を送ってきたんだね。

  私、卒業します!(出来たらね)

「卒業」と関連して、みんなが卒業したいものも聞いてみたよw
学校や職場の卒業以外でみんなは何から卒業したいのだろう?
多かったのが『貧乏・間食・お酒・タバコ・スマホ依存・不規則な生活』このあたり。
ふーまんが選りすぐりの、人とはチョット違った投稿を発表~!

☆『昔の残念な選択をやり直したいと思うこと』今の幸せをもっと感じて前向きに生きていきたいから
☆『ダメ男』もうおなかいっぱい
☆『無職』自分が社会的不適合者のように感じるから
☆『彼氏いない歴19年』周りの話題についていけません
☆『夫の世話』子育ても終わりに近づき、将来は夫婦別々で暮らしたいと思うようになった

  卒業式って法で定められていたの!?

卒業式について調べていたら、実はちゃんと規定が定められていることがわかったよ。

「学校教育法第1条に規定する学校(一条校)のうち、初等教育機関(小学校等)・中等教育機関(中学校・高等学校等)においては教育課程の中の特別活動に位置づけられ、始業式・終業式・入学式・修了式などと並ぶ学校行事となっている。
なお文部科学省が定める学習指導要領では、特別活動領域における「儀式的行事」の一種とされており、入学式などと同様に「その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」と定められている。」(ウィキペディアより)
へえ~。

ふーまんからも卒業式におなじみの『第2ボタン』のトリビアを…

 ~第2ボタンについてのトリビア~

第2ボタンを大切な人に渡すというルーツは、1960年に公開された『紺碧の空遠く』という映画のワンシーンからきているんだって。
出撃前に軍服の第2ボタンをもう生きて帰ってくることはない自分の代わりにと彼女に引きちぎって渡します。軍服は国からの支給品、つまり天皇からの支給品で大切なものです。
この感動的なシーンがもととなり、以降「卒業式の第2ボタン」が定着したんだって。

「参考サイト」:
https://tenki.jp/suppl/y_kogen/2015/02/25/1901.html

『卒業式の思い出に関するアンケート』2018年2月28日~2018年2月28日 有効件数1047件

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