みんなの夜ご飯メニューが超参考になる

2018.01.31

今日の夜ご飯に関する調査より

先日、育ち盛りの男の子2人を持つ社内のママが、一回の食事で唐揚げを2kg揚げるという話をしており驚愕しました。しかもそれが1日でなくなってしまう、翌日にはまた同じくらいの量の食事を作らなければならないというのは、なんという重労働なんでしょう。そんなに毎日毎日、世の中の主婦の人はどうやって食事を準備しているんでしょう。

最近我が家の食卓にも刺激が不足しており、先輩方の知恵を借りるべくお伺いしました。

主婦を悩ませる献立プランニング

ということで、ある日の夜ご飯調査を実施しました。夕食を家で食べる予定の人は女性が92.1%、男性が76.6%。そのうち自分で食事を準備する人は女性では82.9%、男性は31.8%。食事の支度をするのは女性の役割の家庭が多いようです。

食事の支度と言うと、作る部分だけにフォーカスしてしまいがちですが、実はその前段階の「メニューを考える」という部分も無視してはいけません。家族(特に子供)がいると自分が好きなもの・食べたいものという基準だけでメニューを選べませんし、これが食べたいと思ってもそれを作るための材料、そしてそれを作れるだけの料理のスキルが必要になります。それを1日3回、毎日毎日繰り返す必要があります。

献立を考えることに対する不満では、1位は「レパートリーの少なさ 26.0%」となりました。

日々、様々な条件を組み合わせて献立を考えるサイクルを考えていたら、それはレパートリーも尽きます。中にはこんなに深刻になっている人も。

  • 「時々、毎日毎日料理を作るのが本当に嫌になる時がある。メニューを考えられなくなる。スランプに陥ることがあり、そんな時は外食する。(50代女性 専業主婦)」
  • 「献立すら考えつかないのに栄養も考えないといけないので毎日つらい。イブニングブルーという言葉を浸透させて欲しい。(50代女性 専業主婦)」

程度の差こそあれ、何を作ったら良いかわからないというのは、主婦の共通の悩みではないかと考えます。

献立の考え方は主に4パターン

では、人はどのように献立を考えているのでしょうか。普段どのように献立を考えているのかという今回のアンケート回答から、献立の考え方は主に4パターンあるのが見えてきました。

材料起点型

材料・素材から献立を考えるパターンです。家にあるもので、冷蔵庫に残っているもので、スーパーで安くなっていたもので、など、食材から何を作るか考える方法ですが、与えられた材料をどのように活用できるかを判断する、ある程度の料理リテラシーと経験値が求められます。その材料を使って作れるメニューが思いつかないときは、クックパッドなどのレシピアプリでも材料を入力してメニュー検索できるので便利ですね。

条件組み立て型

材料以外の条件から献立を考える、取捨選択するやり方です。例えば栄養成分を考えた食事(ヘルシーなもの、カロリー、塩分など)、子供が食べられるもの(子供向けの食材、辛くないものなど)、また、前日・翌日に食べたもの・食べるものからの流れ(肉と魚が続かないように、前の日に肉を食べたから今日は魚)や、前後に食べるものとのバランス(ランチで食べたものでないもの、給食のメニューとかぶらないもの)など、様々な周辺要因を勘案してメニューを起案することです。この方法は材料起案型以上に料理の経験値やレシピの引き出しを持っていなければなりません。

インプット誘発型

何か外部の情報で見たものに触発されてメニューを決めることです。テレビの料理コーナーで見たものを作る、雑誌や料理本でレシピを探す、レシピアプリのランキングや人気のレシピを見るなどして、「これを作ろう」というゴールを先に決めてしまうパターンです。最近人気のレシピ動画アプリでは、食欲をそそられるシズル感のある料理の映像が流れ、手順も動画で紹介されていて簡単に作れそうに見えるため、作ってみたいと思うハードルが低くなります。

インスピレーション型

最後は、思いついたままあまり複雑に考えずに作るパターンです。自分が食べたいものを作る、そのとき思いついたものを作るというものです。毎日このやり方で献立を考え続けるのは逆に難しいと思いますが、たまに直感に従って作りたいものを作る、食べたいものを食べる、ということも必要なことだと感じます。

ちなみにこの4パターンそれぞれの割合はこのようになりました。日常的に食事の支度をしている女性のユーザーが多いことから、約半分が材料起点型(49.2%)、次いで条件組み立て型(27.6%)となります。インスピレーション型はわずか6.3%でした。

みんなの夜ご飯を一覧にしてみた

料理経験値が高くても、食事の支度は日々のことなので、ときにはレパートリー不足に陥ります。冷蔵庫の中身、前後に食べたものとのバランス、栄養、家族の好き嫌い等々の多くの条件をパズルのように組み合わせて献立を考えることは、改めて考えると高等テクニックです。毎日続けていたら、疲れてしまう日もありますよね。

今回アンケートで、その日作る予定の夜ご飯のメニューを聞いてみて、とても参考になると感じました。普段自分では作らないメニューばかりで、自分の料理がいかに偏っていたか、似たようなものばかりになっていたかを再認識しました。

このメニューを順番に作っていくだけで2ヶ月くらいは献立に困らなさそう!と思ったので、もし献立に困ったらご参考ください。
今日の夜ご飯リスト

たまには前提条件を取っ払ってチャレンジ

我が家も「子供が食べるもの」「作り置きできるもの」などの基準で料理を作ることが多かったので、自然と献立がワンパターン化してきていました。何を作ればいいかわからない、と思うこともありましたが、こうしていろいろな方が作っているメニューを見ると、まだまだ作れるものがたくさんあることがわかります。あまり複雑に考えずに、えいっと決めてしまえる気楽さも大切ですね。とりあえず、たまごかけご飯からチャレンジしてみようかと思います。

調査概要
調査対象: 不満買取センター会員 1,055ss
調査手法: 不満買取センター(web)内でのアンケート
地域:       全国
調査期間: 2018年1月

Women Insight Project

執筆者情報

不満買取センターの中でも、女性の声にフォーカスし、現代女性の思いを企業や世の中に還元していくことを目的に立ち上げられたプロジェクトです。

近年は人々のライフスタイルの多様化により、年代や地域等の基本属性だけでは生活者像を理解できなくなってきています。特に女性は、結婚・出産・就職・離職等のライフイベントが多く、ライフステージによっても、生活や価値観、嗜好が大きく異なります。様々な人生を送っている女性の価値観や嗜好を把握し、それを世の中に還元することで、人々のくらしや企業のビジネスを支援するのが、このプロジェクトの目的です。

参考:女性の食クラスタ概要はこちら
http://insight-tech.co.jp/data/news/pdf/IT_NEWS_RELEASE_2017-09-15.pdf

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