言語処理学会第24回年次大会(NLP2018)への協賛及び研究発表をしました

2018.03.19

2018年3月12日から16日にかけて、岡山で開催されました言語処理学会第24回年次大会(NLP2018)にゴールドスポンサーとして協賛しました。また、本会議にて「意見分析に適した意見タグ獲得改善への取り組み」の研究発表をいたしました。

発表内容

「意見分析に適した意見タグ獲得改善への取り組み」
 三澤賢祐、成田和弥 (Insight Tech/JST)、伊藤友博 (Insight Tech)、
 柴田知秀、河原大輔、黒橋禎夫 (京大/JST)

当日はInsight Techで運用されている意見分析エンジンの技術内容に関する発表を行ないました。大学の研究者だけでなく、企業研究者・開発者からも活発な質問が発され、こうした意見分析技術への関心の高さを伺い知ることができました。

言語処理学会とは

言語処理学会(The Association for Natural Language Processing)は、わが国の言語処理の研究成果発表の場として、また国際的な研究交流の場として、1994年4月1日に設立された学会となります。
原則年4回の会誌「自然言語処理」の発行、年1回の言語処学会年次大会の開催を通じて、この分野の学問の発展、応用技術の発展と普及、国際的なレベルでの研究者・技術者・ユーザ相互間のコミュニケーションと人材の育成をはかる機関とすべく活動しています。

第24回大会について

第24回大会となる今大会では1000人弱が参加するほどの大規模な会議となっています。
近年では計算機科学を中心に深層学習(ディープラーニング)手法の勢いが目覚ましい成果をあげています。自然言語処理分野でも同じくして、深層学習を利用した手法が成果を上げつつあり、本大会でも深層学習による研究が大多数を占めておりました。
ただし、画像処理・音声処理と異なり、抽象度が高い情報の処理を求められる自然言語処理分野では単純に既存の深層学習を適応するだけでは問題が解決できないことが多々あります。こうした問題に対し、個々の研究者が独自のアルゴリズム開発に力を入れている様子でした。

言語処理学会第24回年次大会(NLP2018)公式サイト
http://www.anlp.jp/nlp2018/index.html

弊社の学術研究向けの取り組みについて

弊社は、不満意見を収集し、不満意見を利用した意思決定や製品改善の支援を行なっています。近年、政府機関は web から獲得可能なデータを利用した政策決定支援という方向性を打ち出しており、web 上のデータを利用する動きは今後も活発化すると予測されます。
しかし、評判情報に関しては、テキストで記述されたデータを入手できるソースが限られており、入手できたとしても、データを利用可能な状態にするために多くの労力が必要だったり、意見発信者が不明だったりするケースが一般的です。
弊社の不満買取センターでは、一般生活者の不満意見のみを収集しており、また、意見発信者の情報収集にも積極的に取り組んでいます。
こうした特徴がある「不満」データは、web上の評判情報の解析・分析に適したデータセットであると考え、研究コミュニティに無償で情報を公開しております。

  • 不満調査データセットの公開(大学研究室・公的研究機関のみ)
    不満投稿のメタ情報、ユーザのメタ情報・解析メタ情報付きのコーパス10万人から520万件の投稿データを収録。

  • カテゴリ別不満特徴語辞書(営利団体も含め利用可能)
    約120のトピックカテゴリごとに特徴的な単語(+特徴スコア)を公開。
    辞書については、自動獲得で約190万語を収録。

弊社は、自然言語処理研究の社会展開に向け、アカデミアとの共同研究や、研究利用のためのデータ公開、学会発表などに積極的に取り組んでいきます。

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